ナポレオンとアメリア 131

 niftyココログからのつづき

 元宇宙の仕組みが太陽系レベルまで降ろされてきた過程で、本来は太陽系の中心である太陽に宇宙の主はいなくてはならないはずのものが、我々の太陽系の場合は地球にその中心があり、下の次元の宇宙へは太陽からではなく、地球から降りていく特殊な形態になっている。それは仕組みの総合先導役である佐田が地球人類の仕組みを担当しなくてはならず、そこに中心を置く必要があったからである。
 この形はよその宇宙にはあまりないものなので無視されがちであるが、このことを考えておかないと仕組みの本来の働きはできないことになってしまう。そしてここの拠点を開くと、地球に埋められている本来の主の復権復活のひと柱が起きることになるわけで、その意味で非常に重要な役目を負うことになる。
 祝賀会にはあちこちからたくさんのメンバーが押し寄せてきて、盛大に行われたそうである。そして三日三晩の祝賀会が終わると、次はピレネーの拠点作りへと向かうことになるわけであるが、それまでの間のひと月は宇宙旅行をするとのことであった。

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