2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc13

十三巡目の三 niftyココログからのつづき とにかくナポレオンの四十九日はまともなものにはならなくて、突発事故ばかりが巻き起こる異常なものであった。六月十七日、十八日と進んでいったが、実質三十日のままで日が過ぎていった。その間彼らは自己確立のた…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc12

十二巡目の三 niftyココログからのつづき ナポレオンは、ぶすのアメリアよりも華やかなバンパイアの女のほうがいい、などと贅沢なことを言っていたが、アメリアのことが気になるらしく、まともになろうとはしていた。しかし五十体までが限度で、それ以上には…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc11

十一巡目の三 niftyココログからのつづき 新世界の科学は地球物質科学を中心にして、星レベルの術界、天王星(幽冥界)、月(冥界、魔神界)ということになるようであるが、旧体制的にはバーチャル宇宙のものが、地球、木星、衛星(月を除く)、彗星へと降り…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc10

十巡目の三 niftyココログからのつづき 六月三日(二十日目)は仕組みの会の研究会であったため、佐田が一日中こちらの仕事に追われていたことと、夜になってからは別の関心事に時間のほとんどを奪われたため、ナポレオンの四十九日行がおろそかになってしま…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc9

九巡目の三 niftyココログ からのつづき ナポレオンの中に巣くっている魔物に対処するには、セット女のアメリアとの調整が不可欠だった。魔物がたけり狂ってナポレオンが皆の手に負えなくなるとき、アメリアに対応させると、中の魔物同士でのせめぎ合いが起…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc8

八巡目の三 niftyココログからのつづき 木星の過去の科学文明が天王星がらみになっていることの確認ができたので、次はそちらに向かってもらおうと思っていたのであるが、木星の後遺症がひどくてそれどころではない展開となっていった。 木星は現在では旧体…

秘密儀軌ツアー 一ー26ーc7

七巡目の三 niftyココログからのつづき 地球の精霊界の正確な状況を知りたくて、地球の各地を探訪してもらおうとしたのであったが、それをさせない旧体制側の徹底的な妨害操作が感じられたので、予定を変えて次の幽冥界に進んでもらうことにした。ナポレオン…