秘密儀軌ツアー 一ー26ーc7

 七巡目の三
 niftyココログからのつづき

 地球の精霊界の正確な状況を知りたくて、地球の各地を探訪してもらおうとしたのであったが、それをさせない旧体制側の徹底的な妨害操作が感じられたので、予定を変えて次の幽冥界に進んでもらうことにした。ナポレオンの四十九日はもうすっかりこちらの異次元界の確認作業に切り替わってしまっていたのであった。
 以前から異次元の正確な姿を知りたいと努力し続けてきているのであるが、その都度拒絶されはぐらかされて、それを達成できないままここまで来ている。制度化されている死後の四十九日をナポレオンがしていなかったため、それに便乗する形で異次元の確認をしようとしても、やはり肝心なところに来ると、いかに担当の導師方が優秀でたくさんいようと、旧体制に都合の悪いところは隠されてしまう。仕組みの総合先導役の絶対権威を利用して、そこらあたりの不具合を打開しようと試みているわけであるが、それもなかなか実現できないのが現実であった。
 そして幽冥界のことであるが、地球には物質世界のほかに精霊界と幽界があり、幽冥界もその下にあるとされていた。衛星の月が冥界であるとすれば、それより一段階上の幽冥界は惑星レベルにあることになる。今までは地球にもあるとされてきたのであるが、実際には木星まで降りなければ存在しないことが、今回のナポレオンの四十九日行でわかってきた。そのため次の行程は木星の幽冥界探訪に決定されたのであった。
 
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