秘密儀軌ツアー 一ー26ーc3

 三巡目の三
 niftyココログからのつづき

 五時間ほどの睡眠を終えての五月十九日、その日の四十九日行は海王星の魔神界、ここでは剣術のトレーニングはなかったらしく、短時間で帰ってきて、すぐ金星の魔神界へ。しかし表の魔神にはあまり関心がなかったらしい。それならということで、月から入る本物の魔神界へと進んでもらうことになった。
 そちらは仏界と同じ裏の海王星と金星で、そちらでは剣術のトレーニングができるらしかった。しかし光の剣を手にしてしまっては、もう楽しい剣術にはなりようもなく、さほど時間をかけることもなくピレネーに帰還ということになるのだった。
 次の日二十日の日曜日は仕組みの会の月例会だったので、あまりまともに対応できなかったのであるが、皇居の隣りにある北の丸公園科学技術館までの行き返りの車の中では、求道や仕組みに関する多少の問答はできた。しかし読書に関しては頑として受け入れようとはしなかった。そこには何か別の要素が隠されているのではないか、そう考えるしかない展開であった。
 
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