秘密儀軌ツアー 一ー20ーd

 グーグルからのつづき

 やっとここに戻って来ることができるようになった。仕組み潰しの激しさ厳しさは、進行すればするだけ過剰なものとなっていき、最近ではこうしたものは不要になってしまった感じになっていた。しかしここにきてやっと状況が転換し始めたので、途中下車のままのツアーを締めくくりたいと思う。
 先日(十月十五日)、マレーネ・デートリッヒに二度目の佐田賞が授与された。何が評価されてのものであるかと言えば、仕組みのために地球に残って課題に取り組む姿勢が評価されたからであった。仕組みが展開して太陽系の仕組みメンバーが、次の七台への行程へと進んでいく状況の中で、残ってほしいという元宇宙の代表(佐田の元母親)からの要請があったためやむなく残って、地球人類の仕組みの現場の調整に貢献したことが評価されてのことであった。
 同じように地球に残って仕組みの仕事を続けた者五百名ほどが、特別賞としての佐田賞、つまりボーナス賞であるが、それを授与されたのであった。宇宙が進化していき、メンバーが総出で動き出す流れの中で、取り残されるように現場に残る勇気は、それなりに評価されてしかるべきとの思いから、ということなのであるが、要するに授与する側の佐田がうれしかったからなのである。

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