高杉晋作神行 二十二

 niftyココログからのつづき

 十三日目は木星木星は地球の前に人類の仕組みがあった惑星である。今では地球レベルから見ると幽冥界とされる世界があって、堕落した文明が存続している。三条正子は案内役に連れられて特設領域から見学するだけで、中に入ることはなかったとのことである。
 そこから眺めると、その世界は今の地球世界よりも はるかに進化しているように見えるが、生命体は崩れた顔の化け物で、科学文明に侵され堕落した人類でしかなかった。まともな人間もいるとのことだったが、それは下から仕組みで起き上がって来る進化組ではないかと思われる。落ちていくものと上がって来るものが共存していると思われる。
 三条正子はこの段階で地球神界の七合目まで戻っていたが、その世界には気持ちが悪くて入れないと感じられたとのこと。ナポレオンの時は中に入って訳がわからなくされてしまっていたが。
                    Seesaaブログへ続く。