秘密儀軌ツアー 一ー23ーa

 私はアーサー王伝説が好きなので、アーサー王がらみのDVDや映画は見つかるものはだいたい観てきた。最近「キング・アーサー」という映画が作られたので、二度ほど観たのであるが、それは最近の仮想化されたもので、伝説とは違うものに作り変えられていた。一回目の時は作り変えたその手法に気分が悪くなったが、二度目にDVDで見直したときは、ドラマとして観たのでそれなりに面白かった。
 新しい伝説が作られたと評価する解説もあるが、現実のアーサー王グループが機械でつなぎとめられていた伝説から自由になって、別の世界で生き始めたこととも関係があるのかもしれない。我々人間は神話や伝説の世界が何千年過ぎてもそのまま残っていると信じたがる。宗教にその恐ろしさが強く反映されているが、それは機械体制がそれを固定化してしまうからで、現実的にはそんな馬鹿なことがあるはずもない。
 仕組みはそうしたロボット達を解放することにその目的があると言ってもいい。だから仕組みメンバーたちは機械体制と戦いながら、その呪縛をほどき続けてきた。そして今アーサー王グループは、伝説とはまったく違う世界や形で、新しい命を生き続けている。しかし映画はいくら新しいものであっても、過去の古い世界の、古いままのアーサー王人形達でしかない。そうした姿や形で生きさせられているご本体組こそいい迷惑ではあるまいか? もっともそのほうがいいといって英雄ぶっている者達も多いのではあるが。

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