秘密儀軌ツアー 一ー22ーf

 ビッグローブからのつづき

 佐田宇宙の十組の仕組み宇宙には、「墓碑銘、墓標、墓石」という過去に死滅してしまった一組があって、その組が地球人類全体の本筋のミタマとして対応させてあり、神界コースの我々が全人類がらみで呼び起こすという作業をさせられた経緯がある。この組は全員が復活していることにはなっているのだけれども、この組を代表しているのは「はか石」と呼ばれるクニトコタチ大神であって、その大神が伏魔殿の使者と化して、佐田宇宙の太陽系とでも言える門馬コトシロヌシ組を封じ込めていたのだった。
 驚いたことにそのはか石クニトコタチ大神は、大三島大山祇神社のご祭神の大山積大神として降下して、日本の仕組みを監視していたのである。残念ながら仕組みの先導役グループとしては潰れ形にされている、旧体制側の穴あけ役としてではあったが。佐田がご挨拶に出掛けた時には、協力するというご丁寧なご挨拶があったのであるが、残念ながらそれはうわべだけのきれいごとでしかなかった。
 そのためこちらの組にも、佐田直結組から立て直しの使者を送ることにするしかなかった。仕組みの会には早くから佐田の元に駆けつけて、時を待っているクニトコタチ系のN会員がいたので、彼にこの役を引き受けてもらうことになった。こちらには本人の承諾がもらえている。どうなるかは別として、仕組みメンバーとしては役冥利につきるというものではあろう。

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