秘密儀軌ツアー 一ー13ーe

 グーグルからのつづき

 高松宮が佐田グループの一員であり、しかも伏魔殿の使徒であることが発覚したため、この秘密儀軌ツアーもその事実が重過ぎて動けなくなってしまった。こんなことでもたつくようでは仕組みの総合先導役としてはお粗末の極みではあるが、旧体制のその奥の鵺(ぬえ)との直接対決となってくるので、容易な対応ではなくなってしまうのである。
 今回の秘密儀軌ツアーは、そうした肝心要の難題に行き着いているために、かなり時間がかかってしまっているが、忘れたわけでも、中止したわけでもない。旧体制には嘘つき呪いのシステムがあって、行政府をはじめとする代表部は、それを徹底して強制使用させられる慣例がある。新体制側はそれを打破するために、難行苦行しなければならなくなるのであるが、地球人類の仕組みの場合、それは日本の天皇家に重ねられているために、ことさら扱いが難しくなってしまうのである。今回はその部分にもろに触れたため、かなりの刺激と影響が出ており、そのための調整をする必要があった。時間をかけて様子をうかがっていたのであるが、一月半以上の間が開いてしまった。あまり長くなると干からびてしまうので、なんとかして繋ぐ努力をしなければならない。
 過去世から延々と仕組み活動を積み上げてきている総合先導役の佐田には、旧体制側から盗み取られた膨大なエネルギーや金が沈殿していて、それが彼らの活動の原動力となってしまっている。伏魔殿の鵺組織を「どろぼう佐田町どろぼう佐田王街」と呼ぶのは、そうした背景があるからで、色地獄化しているその組織のオーナーには、各領域の有名実力者が立つことが多い。明治天皇もその立場で働かされておられた。
 明治天皇が正常化して大元宇宙に復権復活されてからは、亡くなられた三笠宮が後継されておられたが、若いひげ殿下が他界されてからは、そちらにお鉢が回されている。今回のツアーで高松宮の隠し事が暴かれてからは、どろぼう佐田町のオーナー権がそちらに移動しようとしていた。佐田グループの行政府の代表であるとするならば、そのほうがふさわしいとされたからであったろう。そこからまた新しい戦いが始められたのであった。

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