秘密儀軌ツアー 一ー12ーc

 グーグルからのつづき

 昭和天皇がアメノミナカヌシ化され、キリストと絡み付いて仕組みや先導役潰しをし始めた頃、ドイツではマレーネ・デートリッヒに変化が起こっていた。イタリアのムッソリーニは、キリストの元の地位があった体系宇宙五千億を包む小枠レベルにまで到達して、そこから地球の仕組みの動向を眺めていた。やっと昇り着いた領域から降りたくないとばかりに。
 そんな時にマレーネは、時期が来たと言って仕組み働きをし始めた。ゴールデンドーン組によって引きずり落とされていた色地獄から這い出して、復権復活の仕組みの課題に取り組み、たちまち太陽系の頂点である開ける星まで昇ってしまった。色地獄ではなくラブホテルだったと彼女は言うが、こちらで確認してみると、そこは木星の衛星イオの極楽なのだった。そこは「どろぼう佐田町」とも言われる冥界の特殊領域なのである。本来は冥界の色地獄であるが、仕組みがらみにしてあるので、桃源境のような夢の世界になってしまうのである。
 そこから抜け出してまともな世界に出てみると、そのことは明白なのであるが、堕ちてしまうとそのことはわからなくなってしまう。復権復活したマレーネは開ける星からさらに基本宇宙、最上界へと、ドイツ仏界組とすんなり昇ってしまったのだという。ところがそこでまた遊び始めて動かなくなった。時間待ちなのだという。ヒットラーやご両親などの仲間達はあきれかえり、いらいらして待っているだけ。なぜならマレーネが彼らの代表だからなのだという。
 彼女は鬼子母神系なので、堕落界の月にいるのが当たり前だと皆にも思われていて、そうして羽目をはずされても仕方なく、いくらアドバイスしても聞き入れないので、じっと待っているしかないのだという。何だか変だと思って調べてみると、ヒットラーエックハルトが彼女の取り合いをしているらしい。生前それが嫌でドイツから逃げ出したとのことであったが、彼女がまともになると、またまたヒットラーエックハルトが争い始めるのだという。
 彼女はヒットラーを嫌がり、イケメンの変身エックハルトにたぶらかされて色地獄へと堕ちていく。謎のエックハルト、今回はまた姿を変えているとのこと。仏界の桃源郷にいるマレーネにそのことを確認すると、鬼子母神に包まれている彼女は、それを嫌って激しく戦っている。しかしどうしても力負けして堕ちていく。やはり時間待ちらしいが、その時間の向こうの奥には、すさまじい真実が隠されていることがわかってきた。
                        
                            続きはビッグローブで。