安徳女帝 4

 グーグルのブロガーからのつづき

 研修所の宿にいる安徳さんを守ることができない金井師であるとなれば、こちらが直接調整するしかなくなるので、公式行事のほうを担当方にお願いして対応していった内容は、次のようであった。
 男の皮が完全に脱げてしまった安徳さんを「安徳女帝」と呼ぶことにするが、女になった彼女を受け入れることはできない、とお寺の側では言う。皮の男がいるので帰りたがらない安徳女帝を、富士山でトレーニングすればと誘うと簡単に受け入れて、しきりにつぬぶて山に行きたがる。彼女の周辺の伏魔殿組が処刑されているのを見物したがって、処刑場へ行こうとするので、どういうことかと確認してみると、ひどい目に合わされた恨みを晴らしたいのだという。
 恨みを晴らすようなやり方では駄目だから、仕組みの戦士としてトレーニングしてみないかとその意思を確認すると、大喜びで受け入れてくれる。担当の刑吏が実力を確認するために剣を持たせてみたところ、前段階の仕組みの会の「光の剣(つるぎ)」などは簡単に振ってしまうとのことだった。

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