niftyココログからのつづき
五月十九日もみんなでうろうろ、水星がらみですったもんだし続けて、三条正子は身動きできなくなりつつあった。そのため次の日にかかる真夜中に、彼女からどうしたらいいのかとの打診があった。佐田が調べると彼女を支配しているのは藤原一族と建礼門院、特に色地獄へ誘い込もうとする建礼門院の影響が激しいので、佐田による色地獄調整がなされたのだった。
その日が明けてから、彼女を富士山の佐田の処刑場に連れて行くようにとの指示を出した。彼女は嫌がったが、それは自分ではないと説得して無理やり入ってもらった。そこは宇宙の仕組みをリードする宇宙レベルの処刑場で、トップクラスの調整がなされている場所である。
そこに入った三条正子の中で、建礼門院ほかの犯罪者たちが処分されたのだった。そして彼女は二十七才に成長していた。
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